見たい映画に困ったら・・・名言から選ぶ映画9選!!

映画を選ぶときに迷ったことはありませんか?そんなとき、映画の名言からインスピレーションを得てみるのはいかがでしょうか。この記事では、心に響く名言と共にその映画を紹介します。感動的なシーン、忘れられないセリフ、人生を変える一言が詰まった10本の映画を厳選。これらの名言と映画が、あなたの次の映画選びの手助けになること間違いなしです!さあ、名言から始まる映画の旅へ出かけましょう!

セントオブウーマン

「タンゴは人生と違って間違いがない。シンプルなのがいい。足が絡まっても踊り続けよう。」

Brest, M. (Director). (1992). Scent of a Woman [Film]. Universal Pictures.

Contents

マイインターン

(毎日ひげをそるのかという質問の流れで)
Okay, and even if you know that you’re not gonna seeanyone that you know?
誰にも会わないと分かってても?
Yes.

Meyers, N. (Director). (2015). The Intern [Film]. Warner Bros.

ロバートデニーロ演じるベンが70歳のシニアインターンとして上り調子のベンチャーECサイト(社長はアンハサウェイ演じるジュールズ)に入社するところから始まる。パソコンに慣れないなどのハンデはあるものの、それをはるかに上回る“豊かな人生経験”が彼女のどんな難問にもアドバイスを用意し、彼の“シンプルな生き方”はジュールズを変えていく。

そんな中、パーカーもOKな自由な社風にもかかわらず、スーツにこだわるベンへ同僚がひげを毎日剃るのか?と質問された中でのセリフ。毎日そるの?日曜でのも剃るの?と聞かれとどめの誰にも合わなくても剃るのかと聞かれ当然のごとくyesと返すベン。紳士の片鱗がうかがえる。

その他も行動とさりげないセリフで紳士っぷりをいかんなく発揮していく。

勇気にもいろいろある。敵に立ち向かっていくのにも多いなる勇気がいる。しかし、味方の友人に立ち向かっていくのにも同じくらい勇気がいる。勇気をたたえて10点をネビル・ロングボトムに!

まだ幼いハリーポッターたち3人が賢者の石を守るため、規則を破り就寝時間中に寮を抜け出そうとする際に、落ちこぼれ代表のネビルが勇気を出して3人の規則やぶりを止めようとした。これをダンブルドアが友達にそれは間違っていると突きつけるのも勇気がいるとして讃える際のセリフ。この10点で勝ち越し点となり、グリフィンドールは優勝する。

このときは実力不足でハーマイオニーにいなされてしまうが、話が進むごとに成長し、決定的な活躍をするネビルの一歩目ともいえる行動。ハリーポッターの裏主人公とも呼ばれるネビルに拍手。

ゴッドファーザー I

家族と時を過ごさない男は決して本物の男ではない。

Coppola, F. F. (Director). (1972). The Godfather [Film]. Paramount Pictures.

1945年のニューヨークを舞台に、イタリア系マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネとその家族の物語。しかし、ファミリーが一枚岩でないことを見抜かれドン・ヴィトーが敵対ファミリーに撃たれてしまう。これをきっかけに三男マイケルが家業に巻き込まれ、敵対ファミリーとの戦争を経て新たなドンとなる過程を描いた権力、家族、裏切り、復讐がテーマの作品である。

3部作の1作目である本作の冒頭、ゴッドファーザーという作品のテーマを象徴するかのようなこのセリフ。単身シチリアからアメリカへ移民し一大ファミリーを築く過程も血のつながった家族、組織としてのファミリーを守るというモチベーションで行動し、信頼を積み重ねてきたからこその、家族を大事にしないと男じゃないというセリフ。シンプルだが心に留めておきたい。

君に届け

結局、自分で何とかするしかないんだよ
たとえ、それが俺のせいでもな!

Kumazawa, K. (Director). (2010). Kimi ni Todoke [Film]. Toho Company.

見た目が暗くじめっとした主人公爽子は「貞子」と呼ばれて恐れられ、クラスに全く馴染めないでいた。しかし、爽やかで、人気者なスーパークラスメイト風早翔太と親しくなった事をきっかけに、友情・恋愛・進路などを通して爽子は成長していく青春恋愛物語。

途中、爽子の友達である矢野あやめの関係がある誤解をきっかけにこじれてしまい、誤解を確認しようと矢野が爽子に問いただそうとするも教師であるピンに邪魔され長引いてしまう。このことをもって矢野がピンに「あんたのせい」と責めたことに対する返答。
間違いなくこじれの一端としてピンは影響しており、そしておそらく自覚しているが「結局、自分で何とかするしかないんだよ、たとえ、それが俺のせいでもな!」と言い放ち高笑いして去っていく。

よく、石に躓いたら石のせいにするのか、みたいなのがあるがその最たるものだと思う。
間違いなくつまずく原因は石にあるが石のせいにしてぐずついてもしょうがないということを痛烈に伝えるシーン。

映画の本筋とはさほど影響しないが面白いのでぜひ!

バットマンビギンズ

自分を定義するものは自分の内面でなく、自分が何をするか
It’s not who I am underneath, but what I do that defines me.

Nolan, C. (Director). (2005). Batman Begins [Film]. Warner Bros.

ノーラン監督版バットマン3部作の一作目。幼い頃に両親を失うという大きなトラウマを抱えたブルース・ウェインは、成長しゴッサム・シティの腐敗を目の当たりにし世界を放浪する。そして悪と戦う力をつけてゴッサムへ帰還し、バットマンとして対峙していく。ブルース・ウェインがどのようにしてバットマンとなり、ゴッサムを守る決意を固めたのかを描いた作品である。

そしてこのセリフは2度用いられており、本作品の象徴ともいえる。初めはウェインが自身がバットマンであることをカモフラージュするために遊び惚けているふりをしているときに幼馴染の恋人レイチェルに諭されるようにこのセリフを言われる。二度目はウェインが自身の正体がバットマンであることを示唆するために、このセリフを言う。

自身の内面で何を考えているのかではなく、心の外の世界にどのような作用を与えるか、何を選択したか、が自身の形作るという強烈なセリフ。

ピンポン

へっへっへっ、お前にひとついいこと教えてやるよ、絶対負けない唯一の方法、勝つことだよ、惰性で打つなら足洗え、ポンコツ

松本大洋の漫画が原作の卓球をテーマにした青春スポーツ作品で、卓球を通じて自分自身や仲間、ライバルたちと向き合う若者たちの成長と葛藤を描いた映画、監督は宮藤官九郎。湯浅監督のアニメシリーズもあるよ。
幼い頃から一緒に卓球をしてきた仲間であるアクマとペコ、アクマは身近にいるからこそ鮮烈なセンサ・才能を持つ自信家ペコに対して強い嫉妬心とライバル心を持っている。
しかし、高校に上がるとアクマ自身は自身にペコほどの才能がないことを認めハードな努力を継続し成長することで、センスのみで成長の停滞したペコに大会で勝利する。そんな中でのアクマからペコへ向けられたのがこのセリフ。
一見するとひどいセリフだが、ペコの実力を知っているからこそ、自分より低いレベルでくすぶっているペコへのいら立ちを隠せずにいるセリフ、期待の裏返しである。こんなペコに勝っても、、という気持ちもあるのかもしれない。
決して素直な友達ではないからこその気持ちのこもった発破、ここまで強烈なセリフにはなかなかお目にかかれない。

スパイダーマン

スーツなしじゃダメなら、スーツを着る資格はない

Watts, J. (Director). (2017). Spider-Man: Homecoming [Film]. Columbia Pictures.

アベンジャーズに参加したのちの話、トニー・スターク(=アイアンマン)から貰った特製スーツNYで隣人の見方として活動していた。ある日、スタークに恨みを抱く“バルチャー”が現れる。
アベンジャーズに任せておけというスタークの忠告も聞かず、ピーター(スパイダーマン)は一人走りしてしまったことで
トニースタークががっかりし、これまで提供していたスーツを没収する。そこで、ピーターがスーツなしでは何もできない、と泣き言を言う。そこでのセリフ。

ヒーローが跋扈する中で、トニースタークがスーツがなければただの人でありながらアイアンマンとして活動し、何度もスーツなしの状態に陥りながらも行動してきたアイアンマンだからこそである。
アイアンマン3の中でもトニースタークはこう言っている「たとえ家を奪われてもおもちゃを全部奪われても、これだけは変わらない、僕はアイアンマンだ

これを機にスパイダーマンはヒーローとしていっそう責任感を強くし成長する。そんなスパイダーマンをまた見たい。

バビロン

あなたの星はもう輝いていないかもしれない。でも、フィルムの中では永遠に生き続けるわ。

映画界の栄枯盛衰、サイレントからトーキーへと変わる変遷をエネルギッシュに描いている。
雨に唄えばもサイレントからトーキーへ移り変わるときの映画スター、特に駆け上がるスターを中心だが、落ちぶれるスター目線や制作側目線などさまざまな視点から見たような映画。
もちろん本筋もだが、たくさんある作品オマージュ、おしゃれすぎるエンディングと映画好きへのご褒美のような映画。
ブラッド・ピットが演じたジャック・コンラッドは、サイレント映画時代の黄金期を象徴するようなカリスマ的俳優でありながら、時代の移り変わりとともにその輝きが薄れていく。しかし、黄金期がすさまじいだけに周囲の者は直接的なアドバイスはしてくれず緩やかに自分から離れていく。
黄金期と現在のギャップに苦しむコンラッドが忌憚のないコメントを求めにいったのは映画製作に関わる者ではなく第三者的視点でこれまで辛辣な記事をたくさん書いてきたゴシップ記者エリノア。

人気が下がっていたとしても過去に出演した作品たちは残り続けるという映画が与える普遍性と不滅性を描きながら、同時にスターやクリエイターが直面する無常や儚さを示唆するセリフ。

セントオブウーメン

セントオブウーマン

「タンゴは人生と違って間違いがない。シンプルなのがいい。足が絡まっても踊り続けよう。」

Brest, M. (Director). (1992). Scent of a Woman [Film]. Universal Pictures.

主人公チャーリーは名門高校の生徒だが、経済的に苦しく夏休みにお金を稼ぐため、盲目の退役軍人フランク・スレード大佐の世話をする。チャーリーはフランクとニューヨークで贅沢な週末を過ごす中で高校で友達を売るかどうか、倫理的な問題に直面ししながらフランクの助けをかり選択する。そして、フランクに助けられると同時にフランクにとっても良い影響を与えあう二人の友情を築く話。フランクが全般かっこよくてフェラーリ乗り回すシーンなんかしぶれるカッコよさ。

NYを旅行中に楽器隊がいるような上品なレストランで食事をしている際、きれいな人ドナを見かけるも声をかけられないチャーリーに代わり、フランクがドナにタンゴを踊ろうと誘うが、間違えることが怖いと躊躇する。そんなドナにフランクが発したのがこのセリフ。あまりにもおしゃれ。
そして終盤に差し掛かるころ今度はチャーリーからフランクへこのセリフが発せられる。きっと人生もタンゴも変わらないというメッセージでしょう。

この後のタンゴは映画史上に残る魅力的なシーン。美しい。
このセリフきっかけでこのまとめをかこうと思ったくらいだし、この映画からだけでも20選くらいはできる。そのくらい素敵な映画。。

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